【広島の魅力的なパンを深掘り】静寂に響く、小麦の鼓動🥖昭和町で出会う個性豊かな「練乳ミルクフランス」

グルメ

🥖狼の看板が誘う、温かな期待感に包まれて

仕事が終わって、少しだけ日が傾き始めた時間。ずっと気になっていたお店へ、ようやく足を運ぶことができました。

中区昭和町の静かな通りに、グレーの壁が目印のそのお店の前に着くと、足元で二匹の可愛い狼が描かれた看板が迎えてくれました。その愛らしい姿を見た瞬間、仕事で少し強張っていた心が、ふっと解けていくのが分かりました。

扉を開けると、そこには外のざわめきが嘘のような、落ち着いた時間が流れていました。無機質なグレーの壁と、柔らかな木の質感が混ざり合う店内には、パンが一つひとつ、大切に並べられています。決して寂しいわけではなく、むしろ、どのパンからも作り手さんの真っ直ぐな想いが伝わってくるような、温かな活気に満ちていました。

夕暮れ時、運よくひとつだけ待っていてくれたのは、凛とした佇まいの「練乳ミルクフランス」でした。


🥖ガシッとした食感の先に待つ、濃密な甘み

大切に持ち帰って、ひと段落したところで、さっそく一口。 まず驚いたのは、その「ガシッ」とした力強い歯応えでした。しっかりと焼き上げられた生地を噛み締めるたびに、小麦の香ばしさが口いっぱいに広がります。そしてその中から、とろりと溢れ出す練乳クリームの優しい甘さ。

この力強い食感と、どこまでも優しい甘さ。そのふたつが重なり合うたびに、今日一日頑張った疲れが、ゆっくりと、けれど確かに消えていくような気がしました。


🥖昭和町に灯ったイタリアの熱量

このお店の名前「Notte Bianca(ノッテビアンカ)」には、素敵な由来があります。 それは、イタリアの「白夜」というお祭りのこと。夜通し街が賑わい、みんなが心から楽しんでいる。そんな真っ直ぐな熱気が、この昭和町の静かな空間に、パンという形を変えて息づいています。

2023年に始まったこのお店。ただパンを売るだけではなく、訪れる人の日常に、ほんの少しの「特別な時間」を届けたい。そんな店主さんの静かな情熱が、あの心地よい空気を作っているのかもしれません。

🥖明日の朝が楽しみになる、日常の句読点

いい香りに包まれて、誰かのひたむきな仕事に触れる。そんな時間は、慌ただしく過ぎていく毎日の中で、私をそっと元に戻してくれる大切なひとときです。

広島には、まだまだ私たちの知らない、素敵な物語を持つパン屋さんがたくさんあります。そんな「新しいお気に入り」を探す旅は、これからも、一歩ずつ続いていきます。


今回ご紹介したお店の公式情報】 最新の焼き上がり状況やお店の雰囲気は、こちらからご確認いただけます。 Notte Bianca 公式Instagram

日常に確かな幸せをくれる場所。その名は、Notte Bianca(ノッテビアンカ)。 昭和町の静かな角で、あなたを待っている特別な日常に、ぜひ会いに行ってみてください。


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