
始まりは雨の梅雨時☔夏バテ気味の心に元気をチャージしたくて💪
しとしとと雨が降り続く、梅雨の季節。まとわりつくような湿気と容赦のない蒸し暑さに、体も心もどこか夏バテ気味。「なんだか元気が出ないな……」という日だからこそ、「今日はがんばっている自分にちょっとしたご褒美をあげよう!」と思い立ち、傘を差して新天地へと足を向けました。
普段、うなぎといえば身近なチェーン店などで手軽に済ませることが多かった私。安くて美味しいけれど、心のどこかで「もう少しふっくらした、本格的な味が食べたいな」「タレが甘ったるくて、最後はちょっと重いかも」と感じていたのも事実です。そこで今回は、街で見かけて気になっていた専門店へ、ワクワクしながら向かうことにしました。
街の喧騒を忘れるお洒落空間一人でも気取らずリラックス😌

お店に入ると、外の雨模様や新天地の賑やかな喧騒を忘れさせてくれる、心地よくてお洒落な空間が広がっていました。
明るく温かみのある木目調のテーブルに、グレーのシックな椅子。片側にはゆったりと腰掛けられる長いソファ席があり、気取らずにリラックスして過ごせるアットホームな雰囲気です。照明も程よく落ち着いていて、どこか隠れ家のようなワクワク感があります。
1階には仕切りのあるカウンター席も用意されているので、私のように一人でふらっと訪れた身でも周りの目を気にせず、自分のペースで食事を楽しめるのが嬉しいポイント。店内から外を見やると、雨に濡れる暖簾に一本丸ごと大胆に描かれた、うなぎのユニークで愛らしいシルエットが出迎えてくれており、その粋な佇まいに心がほっと和みます。
📻地元ラジオで話題!カフェの人気メニューから生まれた専門店
実はこちらのお店、その始まりのストーリーがとてもユニークで親しみやすいのです。
もともとは、街で親しまれていたお洒落なカフェでメニューの一つとして提供されていたうなぎ。それが「あまりにも美味しすぎる!」と口コミで大人気になり、多くのお客さんの声に押される形で、満を持してオープンしたのがこのうなぎ専門店なのだそうです。そんな親しみやすいエピソードが地元のラジオ番組でも紹介され、食通たちの間でさらに話題を呼びました。
「伝統や格式に縛られた敷居の高い場所ではなく、誰もが気軽に、本当に美味しいうなぎをお腹いっぱい楽しんでほしい」というカフェ時代からの温かい想い。それが今の専門店の原点になっています。さらに、美味しさの核となるタレには、瀬戸内海に浮かぶ大崎上島の醤油醸造場で杉の木桶を使い、2年間じっくり熟成された伝統的な醤油を使用。広島の豊かな自然が育んだ素材と、「美味しいものを身近に届けたい」という情熱が、一つの器の中で優しく重なり合っています。
運ばれてきて大興奮!目の前に現れる圧巻の一本うなぎ✨

目の前に料理が運ばれてきた瞬間、思わず「おぉ……!」と心の中で歓声をあげてしまいました。
大きなお皿に、30cmほどもある立派なニホンウナギが、切られることなく“一本まるごと”ドカンと横たわっています。ご飯を覆い尽くし、器からはみ出さんばかりの圧倒的なボリューム感。あまりのビジュアルの凄さと炭火の香ばしい薫りにすっかり我を忘れてしまい、お吸い物の椀の蓋を開けることすら忘れて見入ってしまうほど、強烈なインパクトでした。
お箸を入れて一口運ぶと、チェーン店のそれとはやっぱり一線を画す美味しさです。抜群の脂乗りを誇るニホンウナギを、じっくりと時間をかけて「蒸す」ことで余分な脂を落とし、そこからさらに高温の窯で一気に焼き上げるという丁寧な手法。このひと手間があるからこそ、外側の皮はパリッと香ばしく、中の身は箸がすっと通るほど驚くほどふっくら、ジューシーに仕上がるのです。
なにより感動したのが、「醤油ベース」のキリッとしたタレの味わいです。「うなぎのタレ=甘ったるい」というイメージを覆す、すっきりとした深みのある香ばしさ。味の決め手となるこのタレには、瀬戸内海に浮かぶ離島・大崎上島にある「岡本醤油醸造場」で、広島県産の大豆と小麦を使い、昔ながらの杉の木桶で2年間じっくり熟成された大変貴重な手作りの醤油が使われているのだそう。
この極上の醤油を活かしたキレの良いタレは、下のお米の美味しさをも劇的に引き立てます。使用されているのは、地元広島で大切に育てられたAランク米の「コシヒカリ」。もちもちとした心地よい粘りと上品な甘みを持つこのお米が、うなぎの上質な脂と秘伝のタレをしっかりと受け止め、箸が止まらなくなる見事な一体感を生み出しています。我に返ってお吸い物を挟みつつ、最後まで飽きることなく、お腹も心も大満足の贅沢な時間を過ごせました。
美味しいパワーを味方に💪もっと広島のグルメを探索したい
心地よい空間のなかで、これまでのうなぎのイメージを新しくしてくれた、新天地の「夕凪うなぎ」。
「明日からまた、がんばろう」――そんな風に思わせてくれる、ちょうどいいご褒美感をくれる素敵なお店でした。美味しいものでエネルギーをチャージすると、不思議とこの街の新しい一面を、もっと知りたくなってきます。
広島には、私たちがまだ知らない魅力的な食のストーリーが、路地裏や歴史の中に、まだまだ隠されているはずです。今回の美味しい出会いをきっかけに、もっと広島のグルメを探索したい。そんな前向きな高揚感に包まれながら、私は再び、雨の街へと歩き出しました。
店内基本情報
| 公式リンク | 夕凪うなぎ公式サイト |
| 住所 | 広島県広島市中区新天地1−17 |
| アクセス | 広電「八丁堀駅」「胡町駅」から徒歩約4分 (新天地公園すぐ近く) |
| 営業時間 | 11:00~15:00/17:00~21:30 |
| 定休日 | 無休 |


コメント