きのえ温泉から巡る、大崎上島の歴史探訪|絶景とともに歩む、船とみかんの物語

歴史

瀬戸内海に浮かぶ大崎上島。この島は、どこからでも海が見える美しい風景が魅力ですが、その絶景の背景には、活気に満ちた歴史が息づいています。絶景の宿「きのえ温泉 ホテル清風館」を拠点に、島の知られざる歴史を巡る旅に出かけませんか?

※この記事に掲載している画像はイメージです。実際の団体、個人、店舗、商品などとは異なる場合があります。


海と生きる町の物語:木江地区

きのえ温泉から車で約5分、島の東側に位置する木江(きのえ)地区は、かつて造船業で栄えた港町です。最盛期には、多くの造船所が軒を連ね、活気に満ちていました。映画『東京家族』のロケ地としても知られ、その古い町並みは、どこか懐かしい雰囲気を今に残しています。

狭い路地や急な坂道、風情ある木造家屋を歩いていると、まるでタイムスリップしたような気分に。当時の人々の暮らしや、船が行き交う港の賑わいを想像しながら散策するのも楽しいでしょう。


船の安全を見守り続けた灯台:中の鼻灯台

木江地区からさらに海沿いを南下すると、岬の先端に立つ中の鼻灯台が見えてきます。この灯台は、明治時代に日本の灯台の父と称されるリチャード・ヘンリー・ブラントンが設計したもので、国の登録有形文化財にも指定されています。

  • 中の鼻灯台(なかのばなとうだい)
    • 所在地: 広島県豊田郡大崎上島町沖浦1900
    • 歴史: 1894年(明治27年)に初点灯

海峡を行き来する船の安全を、100年以上にわたって見守り続けてきたこの灯台は、まさに島の海の歴史を象徴する存在です。灯台へと続く遊歩道からは、瀬戸内海の多島美を一望でき、絶好の撮影スポットとなっています。


島を支えた「黄金」の歴史:みかん栽培

大崎上島は「みかんの島」としても知られています。島の斜面には、太陽の光と潮風をたっぷりと浴びて育つみかん畑が広がっています。この地でのみかん栽培の歴史は古く、明治時代から本格的に始まりました。

かつては、島の経済を支える重要な産業であり、**「大長(おおちょう)みかん」**として全国に出荷されていました。島を歩いていると、みかんの甘酸っぱい香りがふと漂ってくることがあります。これは、この地で暮らす人々の歴史と文化を五感で感じられる瞬間です。


旅の終着点:きのえ温泉 ホテル清風館

歴史探訪の旅を終えた後は、きのえ温泉 ホテル清風館へ。高台に位置する露天風呂からは、旅の道中で巡った灯台や島々を一望できます。夕暮れ時には、瀬戸内海に沈む夕日が海面を黄金色に染め、旅の疲れを癒してくれるでしょう。

単なる観光地ではない、島の奥深い物語を知ることで、目の前の絶景はさらに輝きを増します。きのえ温泉から始まる、あなただけの歴史探訪の旅を、ぜひ楽しんでみてください。

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