
広島市中心部、紙屋町・八丁堀エリアのランドマークとしてそびえ立つ「基町クレド」。1994年の竣工、1996年のグランドオープンから現在に至るまで、この複合施設は広島の都市発展において極めて重要な役割を果たしてきました。
今、この場所はかつての「百貨店を中心とした商業ビル」から、「滞在と体験の拠点」へと劇的な進化を遂げようとしています。約28年にわたる変遷のストーリーを紐解きます。
開業当時の衝撃!広島中心部に誕生した「新しい顔」

1996年、広島の都心部は国際都市としての価値が劇的に高まった「象徴的な年」でした。
世界遺産登録との共鳴: 同年12月、原爆ドームがユネスコの世界遺産に登録。被爆の惨状を伝える遺構から、核兵器廃絶を象徴する「人類共通の平和記念碑」へと位置づけが変化する中で、基町クレドは「近代化する広島」の象徴としてその傍らに誕生したのです。
西日本最大級の複合拠点: 百貨店(旧そごう広島店新館)、専門店街パセーラ、そして広島のスカイラインを一新した高さ約150mのリーガロイヤルホテル広島が一体となったこの施設は、商業の中心軸を大きく北側へと拡げました。
商業施設の進化:旧クレド・パセーラと新生パセーラの決定的な違い

2023年のそごう広島店新館の閉館を経て、パセーラは今、「MOTOMACHI CENTRAL BASE」として生まれ変わろうとしています。かつての「モノ(買い物)」中心から、水族館や映画館を備えた「コト(体験)」へのシフトが鮮明になっています。
クレド・パセーラの新旧比較

| 観点 | 開業当時の役割(モノ消費) | 劇的に変わる現在の役割(コト消費) |
| 文化・エンタメ | イベントホールでの催事中心 | 「滞在型」へ。 映画館「アップリンク広島」(2027年春予定)、都市型水族館「広島もとまちアクアリウム」(2025年夏予定)を導入。 |
| 飲食(フード) | 専門店によるレストラン、カフェ | 「食の体験」へ。 シェア型フードホール「reDine」等の導入。最新トレンドをカジュアルに楽しめる空間へ。 |
| 地域の回遊性 | 施設内でのショッピング完結 | 「街のハブ」へ。 隣接するエディオンピースウイング広島や広島城エリアと一体化した「公共の広場」としての役割。 |
「ここでしか食べられない」を体験する!現代の食トレンド

現在のパセーラは、単に食事を提供するだけでなく、新しい食のスタイルを提案しています。
- 現在のパセーラは、単に空腹を満たす場所ではなく、新しいライフスタイルを提案する場となっています。
- シェア型フードホール「reDine(リダイン)」 多様なジャンルの店舗が集まり、共有スペースでそれぞれのメニューを楽しめるスタイル。「グループで違うものを食べたい」「最新のスイーツを試したい」という現代のニーズにマッチした、自由度の高い食体験を提供します。
- ハレの日の特別感 一方で、隣接するリーガロイヤルホテル広島では、瀬戸内の旬を味わう贅沢なコースやアフタヌーンティーを提供。日常のカジュアルな食と、記念日の特別な食が共存する、厚みのある「食の体験」が魅力です。
常に「現代」を更新し続ける:銀幕に映し出された姿と未来

その都会的で開放的な景観は、多くの映像作品を彩ってきました。
- 『DOG×POLICE 純白の絆』(2011年) 国内では極めて異例な、施設内での大規模な爆破シーンの撮影を許可。その先進的な構造が、アクション映画の緊張感を際立たせました。
- 『HOMESTAY』(2022年) 象徴的な「ふれあい広場」が登場。現代の広島を象徴する日常の風景として、透明感のある映像で描かれました。
次世代の広島の中心地を体験しよう

2024年に開業した「エディオンピースウイング広島(サッカースタジアム)」からの人の流れが加わり、基町クレド周辺は今、かつてない活気に包まれています。
基町クレドは単なるビルではありません。時代の変化に合わせて形を変え、私たちの期待に応え続ける「生きている施設」です。新しく生まれ変わるパセーラで、ぜひ「今の広島」の鼓動を体感してみてください。の期待に応え続ける「生きている施設」です。新しく生まれ変わるパセーラで、ぜひ「今の広島」を体感してみてください。


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