広島県の北部に位置し、山々に囲まれた穏やかな街、三次(みよし)。
ここは、ただの観光地ではありません。朝霧が作り出す幻想的な景色、江戸時代の息吹を感じる町並み、そして大地が育んだ薫り高いワイン……。三次は、忙しい毎日で少しお疲れ気味の心を、ふんわりと解きほぐしてくれる「癒やし」と「発見」が詰まった場所なんです。
時計を見るのをちょっとやめて、ゆったりと流れる時間の中で、「本物の魅力」を探す旅に出かけてみませんか?
※この記事に掲載している画像はイメージです。実際の団体、個人、店舗、商品などとは異なる場合があります。
1. まるで別世界!朝だけ出会える「霧の海」に感動 ☁️
三次の朝は、まるで魔法にかかったような光景から始まります。
3本の川が合流する三次盆地は、秋から春にかけて濃い霧が発生しやすい、特別な場所。この霧が街をすっぽりと包み込み、山の頂だけが島のように浮かび上がる様子は、まさに「霧の海」そのものです。
標高約490メートルの「高谷山(たかたにやま)展望台」は、この絶景を特等席で眺められる人気スポット。昇る朝日に照らされて、真っ白な霧がゆっくりと黄金色に変わっていく時間は、息を呑むほどドラマチックです。早起きした人だけが味わえる、最高のご褒美をぜひ体験してみてください。
2. 江戸へタイムスリップ?「石畳の町並み」をのんびり散策 🏯
霧が晴れて太陽が昇ったら、歴史の面影が色濃く残る「三次町(みよし・まち)」へ足を運んでみましょう。
かつての城下町として栄えたこのエリアには、現在も**「石畳通り(三次本通り)」**を中心に古い商家が立ち並び、どこか懐かしい空気が流れています。 注目してほしいのは、屋根の端にある「うだつ」と呼ばれる壁。これは昔、火事から家を守るためのものでしたが、立派なうだつを設けることは、当時の商家にとって繁栄の象徴でもありました。
実はここ、日本を代表する妖怪物語『稲生物怪録(いのうもののけろく)』の舞台としても知られる場所。情緒ある石畳を歩きながら、土地に伝わる不思議な物語に思いを馳せるのも、三次ならではの楽しみ方です。
3. 感性を磨くアートと、心ほどけるワインの時間 🍷
三次の魅力は、景色だけではありません。心とお腹もしっかり満たしてくれる、素敵なスポットがあるんです。
🌕 月を愛でる建築美「奥田元宋・小由女美術館」
三次出身の日本画家・奥田元宋と、人形作家・奥田小由女の作品を展示する美術館です。ここは「月」を美しく見せるための設計が評判で、満月の夜には開館時間を延長するイベントも行われるほど。ロビーから見える景色とアートが溶け合う空間は、日常の忙しさを忘れさせてくれるはずです。
🍇 幸せな香りに包まれる「広島三次ワイナリー」
旅の締めくくりは、やっぱり美味しいもの!三次はブドウの栽培が非常に盛んな地域です。こちらのワイナリーでは、地元のブドウをたっぷり使ったワインが勢揃い。醸造の様子を覗いたり、ショップでお気に入りの一本を見つけたり。併設のレストラン等で、美味しい空気と一緒に、三次の味覚を堪能してください。
三次を120%楽しむための「旅のヒント」
三次の魅力をしっかり味わうために、これだけは押さえておきたいポイントをまとめました!
- 「霧の海」を見るなら、前日の天気をチェック!
- 放射冷却がある晴れた朝がチャンス。ライブカメラ等で様子を確認してから出発するのがスマートです。
- 歩きやすい靴で「石畳」を楽しもう
- 雰囲気たっぷりの町並みを歩くなら、スニーカーが一番。レトロな建物のディテールをじっくり観察してみてください。
- お土産には「三次のワイン」や「銘菓」を
- 旅の余韻をご自宅でも。ワイナリー限定の銘柄や、昔ながらの和菓子もおすすめです。
まとめ
朝一番の幻想的な霧に包まれ、歴史ある町並みを歩き、最後はワインで乾杯。
三次は、派手さはないけれど、一度訪れるとまた帰りたくなるような「本物の心地よさ」がある街です。次の休みは、そんな三次の空気感に癒やされに、のんびりとお出かけしてみませんか?
記事内で紹介した主なスポット情報
※最新の営業状況や施設情報は、各公式サイトにて事前にご確認ください。
- 高谷山展望台:広島県三次市粟屋町
- 奥田元宋・小由女美術館:広島県三次市東酒屋町10453-6
- 広島三次ワイナリー:広島県三次市東酒屋町10445-3


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