アストラムラインで巡る、基町クレドと話題の店に出会う休日

グルメ

広島の街を南北につなぐアストラムライン。今回は、「祇園新橋北駅」から出発し、再開発で活気づくお昼過ぎから、広島中心部をのんびりと散歩した記録をお届けします。

都市風景の中に、ふと息づく歴史や新しい味。そんな広島の“今”を感じる旅に出かけてみませんか。

🚊アストラムラインに揺られて

旅の始まりは、年初めの冷気を含んだ風が吹き抜ける「祇園新橋北駅」から。

見上げた空は、冬ならではの透き通るような深い青色。キリッと冷え込んだ空気の中、ホームに滑り込んできたアストラムラインに乗り込むと、暖房のぬくもりに少しホッとします。ガタゴトと揺られながら、冬の淡い光に照らされた街の景色を眺め、中心部の「県庁前駅」を目指します。

駅を降りて地上へ出ると、目の前に現れるのが広島のランドマークの一つ、基町クレド(パセーラ)です。2024年に誕生した「エディオンピースウイング広島」に隣接し、今まさに広島で最も熱い視線を集めているエリアと言えるでしょう。


🏢時代を見守る基町の歩み

基町を訪れたら、ぜひ注目してほしいのが壁面に設置された「天体カリヨン時計」です。ビルの一部として自然に溶け込んでいますが、実はこの時計には深い物語があります。

基町クレドが誕生したのは1994年のこと。広島アジア競技大会の開催に合わせ、「国際都市・広島」の新しい顔としてオープンしました。建物のデザインコンセプトは「巨大な帆船」広島が未来という大海原へ漕ぎ出す姿をイメージして設計されました。

この「天体カリヨン時計」は、その船の象徴ともいえる存在です。12個の青銅製の鐘(カリヨン)が組み込まれており、かつては定時になると美しい音色で街に時を告げていました。この鐘はオランダの伝統的な鋳造所で作られたもので、まさに当時の広島の勢いを象徴するような、特別なメカトロニクス・アートでした。

残念ながら、現在はその演奏や稼働が止まっており、静かに時を待つ状態となっています。 しかし、音を奏でずとも、その堂々たる姿は今もなおこの地で、広島の移り変わりを見守り続けています。基町エリアが戦後復興から、現代の都市開発まで歩んできた記憶。歴史を少し深掘りしながら、この時計を眺めると、今の平和で穏やかな広島の風景が、より一層尊いものに感じられました。


🥐話題のベーカリーカフェの店へ

少し歩いた後は、最近気になっていた県庁前バス停近くの、ベーカリーカフェ「Merci life organics(メルシーライフオーガニック)広島県庁前本店」へ足を運びました。

ここは「無添加で安心なパンを届けたい」という想いを掲げ、東京・岡山を経て広島へ、やってきた人気店です。一歩足を踏み入れれば、そこは洗練された空間。ケースには色とりどりの、パンがずらりと並んでいて、その大きさは想像以上に大きく、圧倒されました。

今回は、色々なクロワッサンを購入しましたが、看板商品のひとつであるクロワッサンを食レポ🎙

生地を一口食べてその美味しさに、感動しました!

外はサクサクとした食感で、口の中に広がるバターの風味がたまりません。さらに、オーガニックシュガーの甘みがアクセントになっていて、「とっても美味しい」。パン好きな私には、たまらない一品!心満たされた、最高のご褒美タイムになりました。

【期間限定】今だけ!「ストロベリー」&「明太子」フェア開催中

現在「Merci life organics」では、新春フェアが同時開催されています。(2026年1月23日まで)

今の季節にぴったりな、いちごを贅沢に使った「ストロベリーフェア」に加え、なんと「明太子フェア」も実施中!

  • 国産とちおとめ苺ミルクエクレア :ソフトクロワッサンに、国産とちおとめのミルククリームをたっぷりサンド。
  • かねふく明太子シリーズ 明太子フランスや明太子もちチーズなど、ピリッとした辛味と旨味がたまらないラインナップが登場しています。

甘いスイーツ系から、しっかり食べ応えのある惣菜系まで揃っているのは、ベーカリーカフェならではの魅力。ランチタイムや、ちょっとしたお土産選びにもぴったりです。


🌇夕暮れの静寂に包まれて

店を出た後は、基町クレド周辺をぐるりと散歩。新しくなったスタジアム周辺の活気を感じつつ、アストラムラインで、再び「祇園新橋北駅」へと戻ります。

駅に着く頃には、すっかり柔らかな夕景に包まれていました。 30年近く街の時を、刻み続ける天体カリヨン時計と、新しい食のカタチ。新旧が混ざり合う風景を、ゆっくりと歩いた、心満たされる1日でした。

皆さんも、次の休日はアストラムラインに乗って、自分だけの「広島」を探しに行ってみませんか?


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