広島の街でもおなじみ!「味味香」の極上カレーうどんと老舗の出汁を深掘り

グルメ

青空が広がるお昼時、路面電車が走り抜ける的場町の街並みを歩きながら「今日のお昼は何にしよう」と思いを巡らせます。お好み焼きや牡蠣といった王道を一巡したあとに味わいたいのが、至高の「出汁文化」。今回は、京都発祥でありながら広島でも親しまれている名店「京のカレーうどん 味味香(みみこう)広島的場店」へ向かいました。

店頭に到着すると、目に入ったのは「遅めランチ まだ間に合います!」の頼もしい案内板。13:00〜15:00の落ち着いた時間帯でもゆっくり食事ができ、さらに15時までランチのご飯おかわりが無料とのこと。ランチタイムを逃した日にも優しく寄り添ってくれる心強さを感じつつ、店内に入ります。


アットホームで親しみやすい空間

店内に入ると、カウンターとテーブル席がバランスよく配置されています。広すぎるわけではありませんが、木の温もりを感じさせる落ち着いた雰囲気が漂っており、どこからでも見やすい位置にテレビが2台設置されていて、一人で訪れても退屈せずにゆったりと食事を楽しめます。

ふと目をやると、真っ先に飛び込んでくるのが迫力満点の仁王像。首にはオリンピックのメダルがかけられ、背景には「秘密のケンミンSHOW」出演時の切り抜きが飾られています。壁には京都の情緒あふれる街並みが描かれ、伝統と遊び心が同居する雰囲気にほっこりとした気持ちになりました。

セルフサービスのお水とご飯用炊飯器の場所を確認し、卓上の席へつきます。


伝統が育む歴史と素材へのこだわり

「京のカレーうどん 味味香」の歴史は、1969年に京都・木屋町で産声をあげたことから始まります。創業以来、半世紀以上にわたって京都の出汁文化を支えてきた老舗の味が広島の地へと届いたのは、2016年のこと。WINS広島の1階に「広島的場店」としてオープンして以来、歴史ある京都の伝統技と味わいが、現在ではここ広島・的場町の地でも多くの食通たちを魅了しています。

席に座ってメニューを開くと、おすすめの食べ方やこだわりの食材についてしっかりと書かれていました。わかりやすい案内に加え、店の方の気さくで丁寧な接客も心地よく、こうした心遣いこそが親しまれ続ける理由なのだと実感しました。

味味香の美味しさを決定づけるのは、出汁文化の町・京都で育まれた伝統の製法と素材の力です。宗田節・鰹節・うるめ節・鰯節の4種をブレンドした「旨味だし」に、ターメリックやカルダモンなど11種類の厳選スパイスをあわせ、片栗粉で“あんかけ”に仕上げるのが「京のカレーうどん」の真骨頂。カレールーや動物性油脂を一切使わない独自の製法だからこそ、出汁本来の繊細な風味が際立ち、食べた次の日にも胃がもたれにくい優しさが魅力です。さらに、京都祇園本店から直送される特製のふっくら油揚げは、「カレー出汁がよく染み込んで絶品!」と口コミでも話題になっていたため、食べる前から期待に胸が膨らみます。


五感で味わう!至福の食レポ体験

老舗としての揺るぎないこだわりをメニューから学び、期待が高まる中で注文したのが、一番人気の「豚肉カレーうどん定食(ご飯・温玉付き)」です。卓上に置かれた「赤山椒」や「洋風七味」といったオリジナルの香辛料での味変も楽しみにしながら店内をみながら料理を待ちます。

数分して運ばれてきた丼からは、立ち上る湯気とともに香ばしい出汁の香りが一気に広がります。

まずは、とろみのあるスープをまとった麺を一気にすくって一口。口いっぱいに広がる出汁の圧倒的な旨味、やわらかな豚肉と油揚げのコクが見事に重なり合い、その深い味わいにじんわりと美味しさが染みわたります。

途中で卓上の「洋風七味」を軽く振りかけてみると、ハーブや香辛料の爽やかな風味が加わり、また違った表情の美味しさを発見。出汁の旨味を邪魔することなく華やかなアクセントとなり、最後まで飽きずに味わえます。

麺を一通り堪能したら、ここからが第二幕。セルフで用意したご飯へ、残ったカレー出汁をごっそりとかけていきます。

出汁を吸ったご飯だけでも絶品ですが、ここで温玉を投入。とろける卵黄を崩し、カレー出汁ジャバジャバになるまで回しかければ至福の締めカレー丼が完成。まろやかな温玉のコクと旨味溢れる出汁が絡み合い、最後の一粒まで一気に完食しました。😋{ご馳走さまでした)


伝統の出汁文化を広島で堪能する

広島のグルメといえばお好み焼きや牡蠣が有名ですが、丁寧に引かれた和風出汁の味わいをじっくり堪能できるのも味味香ならではの良さだと思います。

京都で創業し、長年にわたり受け継がれてきた伝統の和風出汁。丁寧な手仕事に支えられているからこそ、身体の芯まで優しく染みわたる奥深い一杯が生まれます。

最初の一口で感じる出汁の芳醇さから、洋風七味での軽やかな味変、そして締めのご飯と温玉が織りなすカレー丼まで。ひとつの定食で何度も美味しい変化を楽しめる満足感は、心もお腹もしっかり満たしてくれます。

皆さんも街を歩く途中で立ち寄る方はもちろん、美味しい出汁で一息つきたい方も、ぜひ暖簾をくぐって出汁の世界を体感してみてはいかがでしょうか。


「京のカレーうどん 味味香 広島的場店」の店舗情報や公式SNSのリンクはこちらです。

  • 昼:11:30〜15:00
  • 夜:17:00〜23:00(※定休日・火曜日)

なお、公式情報にも記載されている通り、「当日分のお出汁」が売り切れた場合はその時点で営業が終了となる場合がありますので、少し時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。


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