広島のグルメ探索が趣味の私が、大竹市玖波(くば)での用事を済ませたお昼過ぎのことでした。「近くに良いお店はないかな」と Google で検索していて偶然見つけたのが、一軒の古民家カフェでした。

駅から5分ほど歩いて現地に到着すると、お店の壁面には手書きの駐車場案内看板が掲げられていました。駐車できるレーンが分かりやすく描かれており、初めて訪れる人への配慮が感じられました。

しかし、外観はまさに風情ある古民家そのもので、知らなければ思わず通り過ぎてしまいそうな佇まいでした。ちょうど玄関から他のお客さんが出てくるのが見えたため、「ここだ!」と思い切って引き戸を開けて中へ。
☕外観からは想像できない温もりと洗練が宿る空間
一歩足を踏み入れ、靴を脱いで上がると、古民家の外観からは想像もつかないほど洗練されたおしゃれな空間が広がっていました。2016年9月にオープンしたこちらのお店は、築年数を経た建物の良さを生かしつつ、どこか懐かしくホッとする落ち着いた空間が演出されていました。
この日はテーブル席が満席で賑わっていたため、他のお客様へのご迷惑にならないよう客席全体の撮影は遠慮し、お店の魅力が詰まったカウンター席を中心に撮影させていただきました。木の温もりが心地よいロングカウンターの上にはアンティーク調の小さなガラスケースが置かれ、壁にはドライフラワーがセンスよく飾られています。

さらに壁の飾り棚を覗くと、小さな牛のオブジェがちょこんと飾られており、細部へのこだわりが感じられます。

カウンターの奥には、レトロな雰囲気を醸し出すお酒の瓶やグラスが美しく並べられた棚があり、日常から少し離れたような不思議で魅力的なインテリアでした。

落ち着いた空間のギャップに驚きながら、木目の綺麗なテーブル席に案内されました。テーブルの上には、ガラスコップにまとめられたおしぼりと木製のお箸がセットされており、温かいお茶とともに丁寧に出迎えていただきました。

お店の方にメニューの説明をしていただくと、お目当てだった限定のサラダランチはあいにく完売でした。そこで今回は、もう一つの看板メニューである日替わりのランチプレートと、食後の飲み物をいただくことにしました。
☕旬の恵みと丁寧な手仕事が詰まったワンプレート
注文から数分ほどで運ばれてきたのは、思わず見惚れてしまうほど綺麗でおしゃれな「週替わりおまかせランチプレート(スープ・ドリンク付き)」です。地元の旬の新鮮な野菜を主役に、丁寧に作られたおかずがワンプレートに美しく盛り付けられています。

運ばれてきたプレートには、一口食べる前から丁寧な手仕事が感じられるこだわりのおかずが敷き詰められていました。右下に添えられたメイン料理は、ツヤの美しい「鶏肉と夏野菜の黒酢炒め」で、ナスやピーマン、パプリカ、玉ねぎがゴロゴロと入っており食欲をそそります。中央には黒ごまが振られた体に優しい麦ごはんが盛られ、右上には人参などをすりおろした自家製ドレッシングがたっぷりかかったみずみずしい生野菜サラダが彩りを添えています。
さらに、右端には彩り豊かな特製ポテトサラダ、左中には味がしっかり染みた大根と厚揚げの煮物、上部のミニカップにはお口直しにぴったりのさっぱりとした自家製ピクルスが並び、左上にはネギが浮かぶお出汁のきいた温かいお味噌汁が添えられています。時期ごとにメインや副菜がガラリと変わるため、訪れるたびに新しい「体に優しい美味しさ」に出会えるのもこのランチの大きな魅力です。彩りの美しさはもちろん、ひとくち毎に素材の旨味が染み渡り、お腹も心も優しく満たされていくのを感じました。
☕爽やかな琥珀色の一杯に癒やされる余韻の時間
食事を楽しんだあとには、お店のファンの方々の口コミでも「すっきりして美味しい」と大人気の「自家製ジンジャーシロップ」のドリンクが運ばれてきました。お肉料理などの週替わりランチとも相性抜群と評判の一杯です。
ウッドテーブルの上に置かれたグラスの中にはたっぷりの氷と、生姜などの素材が溶け込んだ少し濁りのある綺麗な琥珀色のシロップ、画面上部には炭酸のしゅわしゅわとした細かな泡が弾けています。その美しさに、口をつける前にしばらく見とれ一口飲むと爽やかな辛みと自然な甘みが広がり、食後の口の中をリフレッシュしてくれました。

鳥をモチーフにしたアイアン調のシックな店名看板が示す通り、この場所にはこだわりと心地よさが満ちています。食後にはほっこり癒やされる手作りスイーツやドリンクも楽しめるため、日常の忙しさを忘れて羽を伸ばしたいときに最適です。

趣ある古民家の静かで落ち着いた空間の中、美味しい料理とこだわりの自家製ドリンクを味わいながら、気がつけば50分ほどゆったりとした豊かな時間を過ごしました。
🚶♂️➡️心満たされる特別な時間を求めて
お店を出て引き戸を閉めると、また静かな住宅街の風景へと戻ってきました。あたたかい余韻を感じつつ、JR玖波駅から電車に揺られて自宅への帰路につきます。

がたごとと揺れる電車の席に腰を下ろし、今日の出来事を振り返ってみると、丁寧に作られたお野菜たっぷりのランチと爽やかな自家製ジンジャーシロップの美味しさが鮮やかに思い出されました。ただお腹を満たすだけでなく、心も身体もすっきりと解きほぐされるような特別な時間だったと感じます。
日常の忙しさを少し忘れてほっと一息つきたいときや、身体に優しい美味しい料理でリフレッシュしたいとき、今回ご紹介した「plus good day(プラス グッド デイ)」はまさにぴったりの場所です。JR玖波駅からもアクセスしやすく、落ち着いた古民家で味わう季節のランチや自家製ドリンクは、きっと訪れた人の心を温かく満たしてくれるはずです。大竹・玖波エリアへお出かけの際は、ぜひこの素敵な空間で、自分だけの特別なカフェタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。
店舗情報
| 店名 | plus good day(プラス グッド デイ) |
| 住所 | 広島県大竹市玖波1丁目6−2 |
| 営業時間 | 11:00~15:00(L.O. 14:00) |
| 定休日 | 水曜日・日曜日、不定休 |
| アクセス | JR玖波駅より徒歩約5分 |
| 駐車場 | 案内看板に指定されている指定レーンを利用(台数制限あり) |
| Facebook公式 | https://www.facebook.com/plusgoodday.98 |


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