重さの秘密はクリームにあり!広島・呉の名物『メロンパン』、ずっしり詰まった魅力と愛され続ける理由 🍞✨

お菓子

広島県呉市。かつて軍港として栄え、今もどこかノスタルジックな雰囲気が漂うこの街には、全国のパン好きが驚愕する「メロンパン」が存在します。

初めて手にした人が思わず「重い!」と声を上げてしまうそのパンは、私たちがよく知る丸いメロンパンとは全くの別物。今回は、昭和初期から呉市民の胃袋を支え続けてきた、老舗のパン屋「メロンパン」が作る名物の歴史と、唯一無二の魅力について迫ります。

※この記事に掲載している画像はイメージです。実際の団体、個人、店舗、商品などとは異なる場合があります。


1. 手に伝わる圧倒的な重量感!ラグビーボール型の秘密

呉の名物パンを語る上で欠かせないのが、その独特なフォルムと驚くほどの重さです。ラグビーボールのような楕円形をしており、手に持つと「ずっしり」とした確かな重みが伝わります。

  • 自家製クリームが「パンパン」に詰まっている 重さの正体は、パンの中に隙間なく詰め込まれた特製のクリームです。一般的なとろりとしたカスタードではなく、小麦粉をじっくり炊き上げた、ぽってりと粘り気のある重厚な質感が特徴。一口食べれば、卵のコクを感じる懐かしく優しい甘さが口いっぱいに広がります。
  • なぜラグビーボール型なのか? 創業当時、高級品だった「マスクメロン」をイメージしたという説や、洋食のオムライスの型をヒントにしたという説があります。当時の人々にとって、このボリューム感と形状は、最高の贅沢を感じさせる憧れのデザインでした。

2. 「メロンパン」以外も主役級!老舗が誇る逸品たち

パン屋「メロンパン」の魅力は、看板商品だけに留まりません。独自の名称と味わいを持つ商品たちが、今もなお多くのファンを惹きつけています。

  • 瑳峨の小倉庵(さがのおぐらあん) 創業者の嵯峨三郎氏にちなんで名付けられた一品。メロンパン同様のずっしりとした重みがあり、中にはしっとりと上品な甘さのこしあんが驚くほどぎっしりと詰まっています。
  • 平和パン カステラ生地をパン生地で包み込み、の中に白あんと苺ジャムを入れた、呉の歴史を感じさせるユニークなパン。重層的な味わいと、どこか懐かしい食感が楽しめます。
  • ナナパン パン生地の中にチョコレートが入った、長年愛されている定番商品。素朴で飽きのこない味わいが、幅広い世代に支持されています。

3. 昭和11年創業。戦前から続く老舗「メロンパン」の歩み

呉のメロンパンの歴史は古く、1936年(昭和11年)にまで遡ります。創業者の嵯峨三郎氏がパン作りに情熱を注ぎ、この独自のメロンパンを完成させました。

戦時中や戦後の食糧難の時代を乗り越え、呉の街が発展していく中で、これらのパンは「一つでお腹いっぱいになる満足感」を象徴する存在として親しまれるようになりました。現在も創業時からの製法を大切に守り続け、職人たちが一つひとつ丁寧にパンを焼き上げています。


呉のメロンパンを120%楽しむためのチェックリスト

  • 早めの時間帯が狙い目: 非常に人気が高いため、完売してしまうこともあります。
  • 名称の由来に思いを馳せる: 「瑳峨の小倉庵」など、商品名からも老舗の歴史を感じることができます。
  • 手に取った時の感動を味わう: ぜひ購入直後にその重さを確かめてみてください。

まとめ

広島・呉の「メロンパン」は、単なる菓子パンの枠を超えた、街の歴史そのものです。昭和の時代から変わらぬレシピで、人々に元気と満足感を与え続けてきたその味には、一本芯の通った職人魂が宿っています。


本場の味を堪能できるスポット

※最新の営業状況等は、事前に公式サイト等でご確認ください。

  • メロンパン(店舗名)
    • 住所: 広島県呉市本通7-14-1
    • 特徴: 呉のパン文化を支え続ける老舗。レトロな外観と「メロンパン」という大きな看板が目印です。

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