「ソメイヨシノが散ったあとに始まる、もうひとつの春物語。」
「ソメイヨシノの見頃をあっという間に逃してしまった……」という方でも大丈夫です!広島県内では、4月中旬にかけて、ソメイヨシノよりも少し遅れて見頃を迎える「八重桜(やえざくら)」を楽しむことができます。
ソメイヨシノとは一味違う、八重桜ならではの圧倒的な華やかさ。そして、広島で二度目のお花見を満喫するためのポイントをご紹介いたします。
※この記事に掲載している画像はイメージです。実際の団体、個人、店舗、商品などとは異なる場合があります。
【重要】2026年の開花傾向とピーク時期の注意点
例年、広島県内での八重桜の見頃は4月中旬(4月10日〜20日頃)がピークとなります。
ただし、2026年の春は気温が高く、ソメイヨシノの開花が例年より早い3月21日頃(気象予測に基づく目安)と予測されています。これに連動して八重桜の見頃も例年より前倒しになる可能性が非常に高いと思われます。 お出かけのタイミングを逃さないように、必ず各スポットの公式サイトが発信する最新の開花状況やイベント日程と照らし合わせて、正確な情報を確認するようにしてください。
知ればもっと好きになる!八重桜の3つの魅力
八重桜には、一般的なソメイヨシノにはない独自の魅力が詰まっています。
- 圧倒的なボリューム感と華やかさ 花びらが10枚から、多いものでは50枚以上も重なり合う八重桜は、まるで小さなボタンの花のよう。ポンポンのような愛らしいシルエットは、どこを切り取っても写真映えしてとてもきれいです。
- 比較的長く楽しめる開花期間 一輪がしっかりしており、ソメイヨシノに比べて風で散りにくいのが特徴です。開花から1週間〜10日ほど見頃が続くため、お花見の予定を立てやすいのもメリットです。
- 色彩豊かな品種のバリエーション 濃いピンクから、淡い黄色、さらには珍しい「緑色」まで。色とりどりの個性を楽しめます。
🔍 まるで宝探し!広島で出会える個性豊かな品種
造幣局広島支局の「花のまわりみち」では、約60品種もの八重桜に出会えます。特に注目したい品種をいくつかご紹介します。
- 関山(かんざん):濃いピンク色が特徴の、八重桜の代表格。ボリューム満点でとても華やかです。
- 御衣黄(ぎょいこう):非常に珍しい、緑色の花を咲かせる桜です。咲き進むにつれて中心が赤く染まっていく色の変化も魅力。
- 鬱金(うこん):淡い黄色(黄金色)の花を咲かせます。おめでたい色として親しまれており、探してみる価値あり!
🍱 お花見を彩る!おすすめの「食」と「飲み物」
お花見の楽しみといえば、やはり美味しいご飯です。ここでは手作りのコツと、広島ならではの定番の味をご紹介します。
1. 手作りお弁当のポイント
- 食べやすさ重視のおかず:片手で食べられる「肉巻きおむすび」や「野菜の肉巻き」は外での食事に最適です。アスパラや人参を巻くと、断面が華やかになり彩りも良くなります。
- 春色を添える工夫:いつもの卵焼きに「桜海老」を混ぜるだけで、春らしいピンクと黄色のコントラストが生まれます。

2. 広島県民が愛する定番の味「むすび むさし」
手作りする時間がない時や、もう一品プロの味を足したい時の強い味方が「むさし」のお弁当です。看板メニューの「若鶏むすび」は冷めても美味しいおむすびとジューシーな唐揚げがセットになっており、広島のお花見シーンでは欠かせない存在です。
- むすび むさし 土橋店(本店):広島県広島市中区榎町10-23
3. お花見に合う飲み物
- 広島の「春酒(はるざけ)」:この時期、広島の酒蔵からは春限定のフルーティーな日本酒が登場します。
- 温かいほうじ茶:夕方の冷え込みに備えて、保温ポットに温かいお茶を用意しておくとゆっくり鑑賞を楽しめます。
🌙 夜の八重桜に浸る:ライトアップと鑑賞のルール
ライトアップされた幻想的な姿を歩いて鑑賞できる名所をご紹介します。
造幣局広島支局「花のまわりみち」
一般開放期間中(例年4月中旬)は夜間ライトアップが行われます。
- 鑑賞時間:午前10時〜午後8時(入場は午後7時50分まで)
- 注意点:構内での飲食・宴会は一切禁止されています。 夜桜を静かに歩いて楽しむ「鑑賞」スタイルで訪れましょう。
- 住所:広島県広島市佐伯区五日市中央6-3-1
📍 昼間にゆっくり過ごすなら:おすすめスポット
ひろしま遊学の森 広島県緑化センター
緑豊かな敷地で、家族でゆっくりとピクニックを楽しむのに最適です。
- 開園時間:午前9時〜午後4時(夜間の開放はありません)
- 住所:広島県広島市東区福田町10166-2 ※2026年4月12日(日)には「さくら祭りお楽しみイベント~八重ざくらを楽しもう~」が予定されており、クイズラリーや飲食ブースなど家族で楽しめる催しが行われます。
まとめ:二度目の春が教えてくれること
ソメイヨシノが「冬の終わりと出会いの高揚感」を運んでくれるなら、少し遅れて咲く八重桜は、私たちに**「ゆとりと慈しみ」**を思い出させてくれる存在です。
一斉に咲いて一斉に散るソメイヨシノも美しいですが、一つひとつの花が重厚で、力強く咲き続ける八重桜を見上げていると、不思議と心が落ち着いて穏やかな充足感に満たされます。
喧騒が少し落ち着いた4月中旬。個性豊かな品種を探したり、お気に入りのお弁当を広げたりしながら、八重桜の深いピンクに浸ってみてください。それは、忙しい日常の中で忘れかけていた「自分を労う時間」を取り戻す、贅沢なひとときになるはずです。



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