【前編】新しい風と歴史が交差する街🚶‍♂️‍➡️ひろしまゲートパークからグリーンアリーナへ

建造物

新しさと歴史が寄り添う🔍紙屋町・基町エリアの魅力

真夏の厳しい暑さがようやくやわらぎ、秋の気配が感じられるようになってきました。当日は強い日差しもなく、過ごしやすい曇り空。せっかく歩きやすい気候になったのだからと、前から計画していた「ひろしまゲートパークからエディオンピースウイング広島まで」の道のりを、自分の足で巡ってみることにしました。

紙屋町から基町へと向かうこのエリアは、賑やかな繁華街から緑豊かな公園ゾーンへと、街の表情がゆるやかに変わっていく様子を肌で感じられる場所です。

スタート地点の「ひろしまゲートパーク」は、旧市民球場跡地の再開発によって生まれた広場です。現地に立つと伸びやかな芝生が広がり、思い思いに過ごす人々の気配や明るい声が漂っています。周囲を見渡せば、木々の緑の向こうにさまざまな形をした建物や空へと伸びるビル群が見え、これから歩く道のりへの期待が膨らみます。


風を感じて歩く🚶‍♂️‍➡️巨大なSLと都会の建築が出迎える道

ひろしまゲートパークの開けた広場を抜け、木々が青々と揺れる「広島市こども文化科学館」の前へと向かいました。丸いドーム状の屋根や壁に描かれたキャラクターを横目に見ながら、建物の裏手へと回り込んでいきます。

木立ちのなかを進むと、突如目の前に姿を現すのが「C59形蒸気機関車」です。「C59 161」のプレートを掲げた車体のすぐそばまで寄ってみると、鉄のゴツゴツとした質感がそのまま伝わってきて、大きな車輪の迫力に思わず足が止まりました。

そこから緑のすき間を縫うように歩いていくと、視界が開けて基町クレド(リーガロイヤルホテル広島)のタワーが真っ直ぐ空へ伸びているのが見え、隣には広島グリーンアリーナの滑らかな屋根が広がっています。

高いビルと大きな公園の木々が混ざり合う風景を眺めながら歩いていると、街の真ん中にいることを忘れてしまうような静かな時間が流れていました。


建造物や展示が語りかける🏙️広島の復興と歩みの物語

歩きながら出会うスポットを少し掘り下げてみると、この街が歩んできた復興の歩みが重なって見えてきます。

1980年(昭和55年)5月に開館した広島市こども文化科学館は、全国の公立施設で初めて誕生した「子ども専門の科学館」です。その脇にあるC59形蒸気機関車は、1941年(昭和16年)から製造され、かつて山陽本線などを走り抜けた大型SLです。戦後の混乱期に人や物資を運び、復興を支え続けた貴重な車両が、いまもこの地に遺されています。

また、その先に見える基町クレドのビルとホテルは、1994年(平成6年)に紙屋町・基町地区の再開発によって生まれました。そして同じ1994年(平成6年)に全面改築されたのが広島グリーンアリーナ(広島県立総合体育館)です。同年のアジア競技大会をはじめ、数々の大きなスポーツ大会やコンサートの舞台となり、街の熱気を集めてきました。


エディオンピースウイング広島に到着🚶‍♂️‍➡️次はHiroPaへ

涼しい風を感じながらSLやグリーンアリーナを順に通り過ぎていくと、大きな屋根がそびえる「エディオンピースウイング広島」の前にたどり着きました。暑さを気にせず自分のペースで歩いたことで、途中の木々や建物の変化をじっくり楽しむことができました。

前編の散歩はここまでです。次回の中編では、スタジアムのすぐ隣に新しくできた「HiroPa」へと足を進め、「R Baker」で味わったグルメ体験をお届けしたいと思います。


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